Minecraft リソースパック UI解析 1日目
UI解析の手法
私は今回から始めるMinecraft統合版のUI解析にはPythonを使用します。ただし、Pythonが得意とするAIの分野を活用するのではなく、コードの書きやすさを目的に使用します。また、解析終了後はUI生成ツールを作成することを目標とする。
Pythonでやること
- 検索し、項目をリスト化するツールを作成する
- ある程度目星がついたものに関して、ツールを使って単純作業を任せる
- (できたら)UI生成ツールを作成
使用するもの
-
Minecraft用アドオン | Minecraft にあるバニラのリソースパック*1
- Python 3.8 (Pythonのインストール手順はここでは解説しません)
- VisualStudioCode (なくてもよいが解説中に登場する可能性がある)
- Minecraft 統合版
※これらのものはのちに変更する場合があります
作業フォルダの作成
解析の前段階として、まずはMinecraft公式サイトのリソースパックをダウンロード・解凍して中のuiフォルダを作業フォルダにコピーします。このサイトでは編集時点で最新バージョンであった1.16.20を使用しています。そこにMinecraft.pyというファイルを作成します。今後の作業ではMinecraft.pyに書き込むことになります。
UIのデータをのぞいてみる
まず目につくであろうものはコメントだろう。JSONファイルにはコメントという概念が存在せず、VSCodeなどの統合開発環境で読み込むとエラーになる。嫌でも目に付く。
前座はこれくらいにしてデータ本体に目を向けると、キーや値に$や@がよく使われ、#が少々使われていることがわかる。コメントに書かれていることからも多少は何の項目かがわかるだろう。今後もしかするとプログラムを走らせる上でコメントが邪魔になる可能性があるので削除したファイルを作成するかもしれない...
次回やること
$や@、#がどのように使われているのかを詳しく調べるために検索ツールを作成・実行する。次回はプログラムが中心になるかも...
*1:resource packs のテンプレート